Friday, November 29, 2013

3年4か月ぶりのVはお預け…片山晋呉「勝てる時はくると思う」




2012年04月15日18時41分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 B・ジョーンズ -15
2 小田 龍一 -13
3 小山内 護 -12
4 谷原 秀人 -11
冨山 聡 -11
片山 晋呉 -11
7 藤本 佳則 -10
8 近藤 共弘 -9
9 上平 栄道 -8
10 星野 英正 -7


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久しぶりの優勝が期待されたが、片山は4位Tに終わった(撮影:米山聡明)








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東建ホームメイトカップ 最終日◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の最終日。首位でスタートした片山晋呉は、3バーディ・1ボギーとスコアを2つ伸ばすも優勝には届かず4位タイに終わった。

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 前半で2つのバーディを奪った片山だったが、後半の11番でボギーを叩いてからはスコアカードどおりのプレーが続く。16番でバーディを奪うも、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)に逆転を許し、3年4か月ぶりの優勝はお預けとなってしまった。

 この結果に片山は「仕方ないでしょ。相手が強かったのもあるけど、うちらが競っちゃって…」同じ最終組をまわった小山内護小田龍一ともジョーンズのスコアにあんぐり。「向こう(ジョーンズ)に気持ち良く行かせちゃったね」とこの日のラウンドを振り返った。

 4年近く優勝から遠ざかっている片山だが「開幕戦にしては上出来でしょ。優勝争いもできたし、悪いもの別にない」と今季初戦を冷静に分析。「去年はなんとなく経験で誤魔化しながらプレーしていた。今回は悔しいけど、内容は良くなっている。こういう試合を続けていたら、勝てるときはくると思う」強い片山が戻ってくる予感を感じさせた。


【最終結果】
優勝:ブレンダン・ジョーンズ(-15)
2位:小田龍一(-13)
3位:小山内護(-12)
4位T:片山晋呉(-11)
4位T:冨山聡(-11)
4位T:谷原秀人(-11)
7位:藤本佳則(-10)
8位:近藤共弘(-9)
9位:上平栄道(-8)
10位T:石川遼(-7)
10位T:藤田寛之(-7)
10位T:池田勇太(-7)
10位T:星野英正(-7)

杉原輝雄メモリアル 東日本大震災復興支援プロアマにジャンボ尾崎らが参加




2012年04月16日16時40分






世界の青木とジャンボ尾崎がチャリティ大会に出場(撮影:ALBA)









 兵庫県にある鳴尾ゴルフ倶楽部で16日(月)「杉原輝雄メモリアル 東日本大震災復興支援 チャリティプロアマゴルフ大会」が開催され、発起人である青木功尾崎将司倉本昌弘尾崎直道片山晋呉。そして丸山茂樹石川遼池田勇太ら多くのトップ選手が参加した。

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 このイベントは、2011年3月に発生した東日本大震災で被災された方に復興支援のための義援金を送ることを目的に昨年からスタート。故・杉原輝雄氏の意志と数多くの選手が、何らかの形で被災地の復興支援に協力したいということからチャリティプロアマ大会が行われるようになった。

 プロアマを終えたジャンボ尾崎は「昨年の1回目のときは杉原のオッサンにも元気だったが参加できなかった。残念。あの人は、ファンやチャリティを大事にする人だった。そういうところを我々プロも見習って継続していきたい」とコメント。東日本大震災ついては「プロはプレーで勇気を与えることも大事だが、一番早いのは多くの義援金を集めること。そのためには、(プロ以外にも)アマチュアの方に協力してもらうのが大事」と、このチャリティをやる続ける意義を唱えた。

 倉本は「シーズンが始まったにもかかわらず、多くのプロそしてたくさんのアマチュアの方が参加してくださったのはすごいこと。最低でも年に1回はこういうことやっていきたいですね」とコメントした。

ジャンボ尾崎「勝ってガッツポーズしたいね」



2012年04月16日16時47分






チャリティ大会でティショットを打つジャンボ尾崎、青木功が球の行方を見守る(撮影:ALBA)








 兵庫県にある鳴尾ゴルフ倶楽部で16日(月)「杉原輝雄メモリアル 東日本大震災復興支援 チャリティプロアマゴルフ大会」が開催された。

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 これに参加した尾崎将司は「杉原のオッサンはこういうことを大事にされてきた人。そういうところを見習っていきたい」とコメント。「長い間戦ってきて、お互いゴルフというものを追求してきた。最後の最後まで望みを捨てなかったオッサン。常にゴルフというものが頭にあって一生現役にこだわっていた」と杉原氏とのことを懐かしんだ。

 杉原氏と同じ生涯現役にこだわり続けるジャンボ尾崎。12年シーズンが始まっても日々精進を続けている。「今は一歩前に進んでは大きく後退しているようなものだよ。昔は頂点にいたから、落ちても8合目ぐらいだった。今は下のほうまで落ちちゃうよ(笑)」とボヤキを交えて笑わせた。だが「最近は日本のプロもレベルアップしている。開幕戦もエキサイティングなゲームだった。僕も同じフィールドでやっているけど、その中で勝ってガッツポーズをしたいね。今はポケットの中でガッツポーズしているようなもの。右手を高々と上げたい」戦い続ける65歳が、勝利に対する思いを語った。

杉原輝雄メモリアルに参加した石川遼が開幕戦を振り返る




2012年04月16日17時15分






青木功と握手をする石川遼(撮影:ALBA)







 兵庫県にある鳴尾ゴルフ倶楽部で16日(月)、「杉原輝雄メモリアル 東日本大震災復興支援 チャリティプロアマゴルフ大会」が開催。石川遼ら数多くのツアープロが出場した。

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 石川にとって杉原氏はプロになる前に「一度お会いしたいと思っていた方」だった。「早くプロになることができて、杉原さんにお会いできたことはすごく光栄でした。あれだけの方でも、開催するトーナメントコースなどに常に感謝していました」と杉原氏のゴルフに対する真摯な姿勢に心をうたれたと明かした。

 この大会は東日本大震災で被災された方に復興支援のための義援金を送ることを目的に昨年からスタート。石川は「まだ被災地の方は大変な状況が続いている。これからも続けて支援していきたです」とコメントした。

 開幕戦は最終日にスコアを伸ばすことができずに10位タイフィニッシュ。それでも石川は「いいプレーが出来たと思います。特に悪い点はなかった」と4日間を振り返る。決まらなかったパットも「入ったり入らなかったりするときもある」とジャンボ尾崎から受けたアドバイスをシンプルに受け止めている。それよりも「(最終日に)上手くいかなくても10位タイで終われた」と実力の底上げが少しずつできていると感じている。今週19日(木)から兵庫県で開催される「つるやオープンゴルフトーナメント」ではどんなプレーを見せるか。